それは4人のビジュアル系の彼らが求めていた写真とは
ほど遠い写真だったそうだ。
金髪や赤い髪の毛のビジュアル系ロックバンドのCDジャケットだ、と言ってるのに
いかにも写真館って感じの背景とライティング、まるで家族写真。
このバンドののカッコ良さなど全く引き出されていない写真だったそうだ。
そこで、このバンドのメンバーが次にとった行動は別の写真スタジオYに
撮り直しに行く。(ちなみにスタジオYも僕は知っている)
そこでも結果は同じだったそうだ。
そして3件目にやってきたのが、僕の知人のスタジオHさんのところ、というワケである。
全てのいきさつを聞いたHさんは、初めての撮影内容だったので僕へ相談のTELを
したというワケだ。